Office Cliche (オフィスクリシェ)|ハードウェアにこだわった音楽制作

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音楽制作におけるBtoB,BtoC

 

本当に久しぶりのブログになります(汗)。9月初旬から、YoutubeチャンネルのBGMの制作、ボーカルレコーディング、ピッチ修正、ノイズ除去など

忙しくさせて頂いていました。また、スタジオも多少リニューアルしました・。

最近は個人さまの楽曲制作、ボーカルレコーディングも多くなりました。

コロナ渦が続く中、一度は配信をしたい、CDを出したいという方、Youtubeチャンネルでお店の宣伝をしたいといったクライアントが増えてきたと感じています。

その様な案件のご依頼を頂く際、一番考えるのが制作費です。

今までクライアントを企業(法人会社)中心に仕事をやって来られた音楽制作会社、フリーランスの方には共感して頂けると思います。

 

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★Cliche DTM Music School 開講のご案内★

体験レッスンを受講して頂きました。

初めてのDTMでしたので興味津々といったご様子でした!

早速、9月1日(火)からレッスンを受講して頂ける事になりました。

S.T君、じっくり丁寧に教えるので、楽しく一生懸命頑張りましょう!

この度、9月1日(火)よりCliche DTM Music Shool(クリシェ ディーティーエム ミュージックスクール)を開講いたします!!

このコロナ渦が続く中、自分は楽曲制作以外に何が出来るだろうと色々考え、これからDTM(デスクトップ ミュージック)を

やりたい、だけどやり方が解らないという方に向けて、音楽制作を伝えていきたいという気持ちがとても強くなり、

この度、DTM Music Shoolを開く事を決めました。多くの方とDTM(デスクトップ ミュージック)の楽しさ、作品が出来上がった時

の嬉しさを共感したいと強く思います!

 

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Sound Studio、これは便利!

 

①オーディオファイル(ステレオ)

 

②オーディオファイル(モノラル)

 

③2MIX(ミックスダウン)コンプ掛け過ぎNG

 

④2MIX(ミックスダウン)OK

6月になり、先月は仕事がかなりキャンセルになりましたが、今月に入り少しずつお仕事を頂ける様になりました。

まだ気は抜けませんが、手洗い、うがい、マスク、消毒、ソーシャルディスタンス、三密を避ける等、今、自分に出来る事には行いながら仕事を行いたいと思います!

決定的なワクチンが見つかるまでは、新型コロナと上手く共存していくしかありませんね。

 

先月は今まであまり使わなかった音源を使用したり、メインで使用しているDAWソフト、Logic X ,Protoolsの今まで知らなかった裏技的テクニック等を会得したり

していました。(こんな事が出来たんだ!と驚く事も多かったです(笑)。)

 

また、大型コンペに参加したりと今まで普段やりたくても中々出来なかった事を行なっていました。コンペでここまで力を入れたのは初めてです。

男女ツインボーカルで2曲制作しましたが約2週間、朝から翌朝まで『疲れたら仮眠を取る』程度で制作しました。

結果は勿論楽しみではありますが、私、作詞家、歌い手、オブザーバーと6名のチームで制作したので、みんなでやり切った事にとても充実感を感じています!

 

5月末頃からボーカルレコーディングを弊社レコーディングスタジオで行う事も増え、またボーカルの素材を送って頂き、ノイズ除去、ピッチ(音程)修正をさせて頂く事が増えました。

そこで音声データのメール便でのやり取りに非常に役に立っているのがSound Studioです。

 

初めはボーカルの処理が終わり、クライアントに送ろうとバウンスした(書き出した)ファイルがモノラルで修正したのにステレオになってしまう。。。

DAW上で必ずモノラルに出来るはずと色々調べて行なったりもしましたが、モノラルのオーディオファイルにならない。。。なったとしてもステレオファイルのL(左)が無くなっているだけ。。。

そこで、困ったもんだと色々調べて知ったのがこのSound Studioでした。

 

使用方法はいたって簡単。ステレオファイルをSound Studioで開いて『モノラル変換』とするだけです。

すると①オーディオファイル(ステレオ)②オーディオ

ファイル(モノラル)になります!うん、これはとても便利です!

 

納期が迫っており、別案件と同時進行で作業を行なっていたので本当に助かりました。

最近では、2ミックス(ミックスダウン)した楽曲をまずはSound Studioで開いて聴きます。試聴する前にSound Studio上でオーディオデータを見る事が多いです。

コンプかけ過ぎ、またリミッターかけて音圧を稼ごうとしたファイルは③コンプかけ過ぎNGのような波形になります。

後から楽曲を聴いてもわかりますが、自分はオーディオデータを見た瞬間にそのミックスはボツにします。(この写真はNG例としてコンプをわざと強くかけたものです。)

聴いてわかりますがで視覚上でも音がオーディオデータに密集しているのがよく分かります。密集している分、音のアタック感、繊細さに欠け、音圧が凄いです(笑)。

 

自分は④2MIX OKくらいに仕上げます。この波形を見てわかる通り、高音域、低音域の細部がオーディオデータの波形に表示されています。

これは実際に楽曲を聴いても高音域(特にドラムのシンバル類)や低音域(ドラムのキック、ベースの低域等)のアタック感、リバーブの掛かり度合いなどが繊細に出ている事が良く分かります。

   

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今、音楽制作者として行なっている事。思っている事。

 

Electri6ity

 

BFD3

 

殺菌スプレー

 

 

 

先月から、新型コロナウイルスの影響で、仕事の発注(主にイベント関連の案件)のキャンセルが増えました。。。

歌モノ、劇伴などは変わらずお仕事をさせて頂いています。

キャンセルが増えたので、いい意味で捉えると時間に余裕が出来ました。

 

そこで余裕の出来た時間をどのようにして有効に使っているか、使おうと思っているか近況報告したいと思います。

 

今まで放置気味だった音源の確認、操作方法の復習、習得。

もう購入して8年は経ったでしょうか?(苦笑)

Vir2社 『 Electri6ity』、fxpansion社『BFD3』を今更ながら

操作方法などを復習、習得しました。両者共に『初見殺し(笑)と言われており操作方法に若干、難しさを感じる音源(逆を言えば、他の音源より多様な事が出来る音源)で、

当初、音質は良いものの、『これはそうやるんだ?うん??』などとブツブツ言いながら使用していました。

 

そしてその後、続々と出てくる使用方法が分かり易く、音質も優れている音源にシフトしていきました、、、が、今、改めて使ってみると『おっ!こんな事出来たんだ!』と気づく事が多く、他の音源と同様に現在使用しています。

先日行なった某アイドルグループの楽曲アレンジの際にも早速使用しました。このように最近使ってないなぁという音源、エフェクト類を見付けてはいじりまくっています。

 

結構、『これは使える!』という音源やエフェクト関係が出てくるので、これはいい機会だと思っていじりまくっています。

また、気になっている音源の無料トライアルもよくやってます。(ほぼ、どの音源も無料トライアル版があるので、試してみるのもいいと思います!)

 

ストック曲の制作

発注を受けた楽曲制作で時間が無く、ストック曲は中々、制作出来なかったのですがストック曲の大量制作を始めました。

こうする事で、クライアントと打ち合わせしていく中で要望に見合いそうな楽曲を『こんな感じですか?』と出せるようになりました。

 

コンペの参加

作家事務所からコンペの参加のご依頼のメールを多々頂いております。しかし、コンペは採用されないと1円にもなりません。。。

1週間かけて制作した楽曲でも採用されなければ終了です。しかし参加しないと全く何も起こりません。

(宝くじみたいですね(笑))

なのでこれからコンペには極力参加したいと思います。不採用の場合でもストック曲としてキープ出来ます。

 

オンラインで完結出来るメリットを活かす

現在、楽曲制作の打ち合わせはメール、LINE、納品はPCで行なっています。内容をもっと詳細に知りたい時は電話を使用します。

オンラインで打ち合わせ〜納品まで完結出来る事はこの仕事の強みだと思います。

 

打ち合わせ、楽曲の納品は勿論ですが、クラウドワークス、ココナラ(これは可視化出来るクラウドワークスの一つです。)等

で発注して頂けるクライアントの目に届く幅を増やす、オーディオストック等SNS上で楽曲の販売経路を増やす事も大切だと思っています。

 

ボーカルレコーデングの際は細心の注意を行う

ボーカルレコーディングだけはオンラインで行う事は出来ません。(素材をメールで送って頂き、ノイズ除去、ピッチ修正する事は可能です。)

ボーカルレコーディングの際はマイクやその他ボーカルレコーディングで使用する機材は徹底して除菌しております。また、換気も徹底して行なっております。

ボーカルレコーディング時は細心の注意を払って行なっております。

 

皆で様々な工夫を行い現状を乗り切り、以前のように音楽業界、エンターテインメント業界全体が平常に戻り、世界に平和が戻ることを切に願っております。

 

 

 

 

 

 

   

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iZotope、面白いね!

 

①Ozone 9 Advanced

 

②Nutron 3 Advanced

 

③Necter 3-1

 

③Necter 3-2

 

④RX-7 Standerd

最近まで、AI ソフトにあまり関心がなかったのですが、昨年10月にOzone9 Elementsを無償配布で行っており『どれどれ、どんなもんか試してみようか。無料だしね。話題になっているしね。」と試したのがきっかけで、

すっかりiZotopian(アイゾトピアン)(iZotope製品の愛好家をそう呼ぶらしいです。)になってしまいました(笑)。

アイゾトピアンとまではいきませんが、これは凄いという機能は沢山ありますね!

現在、Ozone8 ,9Advanced、 Nutron2,3Advanced、Necter3 Standerd,RX-7 Standerdと音楽制作で使用する主要iZotope製品は気が付けば揃っていました。

Vocal Synthe2もあります。声を色々と加工出来て面白いですね!コーラスワークで面白く使用できます。

自分でミックス、マスタリングを行う前はミックスはミックスエンジニアに行って貰い、マスタリングはマスタリングエンジニアに行って貰いました。

DTMで楽曲制作をする様になってからも、WAVES、fabfilter、PluginAlliance社のプラグインを中心に使用して自分でミックス、マスタリングは行って来ました。

その名残りなのかAI(人工知能)によるミックス、マスタリングには若干抵抗がありました。

iZotopeのプラグインを使い始めて半年経ちますが、今はiZotopeのプラグインのいい機能は使う。

自分でしか出来ない、他のソフト、ハードウェアでしか出来ない、またはiZotope製品だけでは処理が足りないという作業は自分で行っています。

しかし、楽曲の納期に時間がない時のラフミックス、ラフマスタリングの曲出しの際は助かります!(あくまでもラフの場合のみです。)

今回はiZotope製品を使用してみて、私が感じた『この機能はいける!』という所をピックアップしたいと思います。

iZotope製品に関する記事はすでに沢山出ているとは多いますが。。。

 

①Ozone 9 Advancedはマスタリングに特化したAIソフト(チャンネルストリップ)です。

ミックス終了後にマスタリングを行いますが、Ozone9をマスタートラックにインサートしてミックス終了後の楽曲を流すとAIでマスタリングを行ってくれます。

このソフトの一番のメリットは『Master Rebalance』と『Low End Focus』ですね。『Low End Focus』ではドラムのKICKとベース等、低音域帯で音がぶつかり濁る音を綺麗に分離してくれます。

また、『Master Rebalance』ではマスタリングの作業中に、『やはり、若干Vocalを上げたい、ベースを上げたい、ドラムを上げたい。』という事を可能にしてくれます。

皆さまご存知の様に通常2ミックスで仕上がった楽曲では、ボーカルのみ若干上げるという事は出来ません。

以前、某大手レコード会社のマスタリングスタジオで、エンジニアにこの作業に近い事をお願いした事があります。「それはミックスの時点でやってくださいよ!」ととても怒られました(苦笑)。

その楽曲は私ともう一人と2ディレクターで作業を行っていましたが意見が合わなかったんですね。。。それ以降、2ディレクターは絶対やらない事にしました(苦笑)。

   

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初詣!?行ってきました(*^^*)

深大寺

 

 

 

 

ゲゲゲの鬼太郎像

 

 

 

天ぷら蕎麦(深大寺門前店)

とろろ蕎麦

 

本当に久しぶりのブログになります。

年末年始のご挨拶も出来ず、申し訳ありません。。。12月初旬〜先程まで、本当に多忙にお仕事をさせて頂きました。(その合間に音楽業界の忘年会、新年会、知人のライブもありましたが。。。)

昨日、無事、某アイドルグループの新曲のプロデュースの納品も終わり、クライアントOKを頂きほっとしているところです。

そしてようやく、本日、初詣に妻と行く事が出来ました!!(節分、バレンタインも終わっているのに(苦笑))毎年、初詣に行っている深大寺に今年も行って参りました!深大寺は東京都調布市にあり、スタジオからも徒歩10分で行ける

素敵な場所です。

やはり、初詣、いいですねー!深大寺には毎年行っているのですが、心身共に洗われます。もう2月後半ですが、『今年も新たな気分で仕事に励む!』という気持ちになりました。

調布と言えば、映画の街(日活撮影所、角川大映スタジオがあります。)として有名ですが、『ゲゲゲの鬼太郎』の著者、水木しげる先生がお住まいであった事でも有名です。

小学生の頃、水木しげる先生の自宅の外で、「水木しげるさんと会えないかなぁ。」と水木先生の家の前に立ち止まった事を覚えています。(出待ちですね(笑)。)

今でも、調布出身の有名映像クリエイター、有名ミュージシャンがいます。しかも彼らは小学生からの友人というなんだか不思議な気持ちです。

お隣の府中市は小室哲哉さんが出身でしたね!

今日はお参りをしてから、これまた友人の従兄弟が経営している深大寺そば『門前』に行ってきました。

深大寺そば、これも調布の名物ですが、本当に美味しいです!

私は天ぷら蕎麦大盛り、妻はととろ蕎麦を食べました。『うん!やはり美味い!!』です!幼い頃から深大寺そばを良く食べていますが、歳を重ねる毎にこの美味しさが解ってきますね。

あとはおみくじを引いたり、お守りを買ったりとゆっくりとした初詣を送る事が出来ました。

今年、お寺の前で誓った事、、、それは『自分も改めてフロントアクト(演奏者)として音楽制作業、プロデュース業以外で、アーティストとして活動する事』です。

実はこのプロジェクトは昨年から某音楽映像クリエイターと話を進めており、やっと始動出来るところまで行きました。

これはとても楽しみにしています!!乞うご期待を!!

 

勿論、今まで以上に音楽制作も頑張って参ります!お仕事のご依頼、お待ち致しております。

大変遅くなりましたが、本年も何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

   

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コンペは良いね!!

あっという間に10月も後半になりました。久しぶりのブログになります m(_ _)m 最近は超大型台風の日本上陸もあり、被害に遭われた方の早い復興を心から祈っております。また心よりお見舞い申し上げます。

8月から某作家事務所と業務委託契約を結び、私個人の仕事と作家事務所から多くのコンペのお話を頂き参加させて頂いております! 休みはこの3ヶ月で3日程でしょうか(汗)。そんな感じで毎日、制作の日々を送っております。しかしコンペは非常にやり甲斐がありますね!

コンペなので競合が多数います。そこで一番クライアントに『最適な曲』として認められなくては採用にはなりません。ですので、当然ですがかなりのクオリティーが必要となります。ラフアレンジ、ラフミックスではまず採用はないでしょう。皆さま、楽曲を提出される際はほぼ仕上がった状態で出せれていると思います。

また、私の場合は案件(個人での仕事)を行いながらのコンペ参加が殆どなので、制作スピードがかなり必要となります。

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これからの音楽制作は厳しくなりそうだ!

最近、良く考える現在の音楽制作と以前(約20年前)の音楽制作との違いを話したいと思います。現在の音楽制作は皆様ご存知の通りDTM(デスクトップミュージック)、 いわゆるDAW(デジタルオーディオワークステーション)が主流です。

 

しかし20年前はまだ業務用スタジオにProtoolsの導入が始まって間もない頃でした。

1995年頃に日本のレコーディングスタジオでは導入が始まリ出したと自分では記憶しております。

当時MIDIで打ち込んだ音源をオーディオファイルに変換出来ないPerfomerが主流でした。あとVisionもありましたね。

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モニタリング♪

Roland MS-12

だいぶ、夏らしくなりましたね!

夏は私の一番好きな季節です!

夏の眩しい太陽、暑さの様にこの夏も張り切って楽曲制作を行いたいと思います!

今日は私の楽曲制作時モニタリングの話をしたいと思います。

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自作曲を俯瞰で聴く大切さ

いやー、本当に久しぶりのブログになりました^^;

元号も平成から令和に代わり、新しい時代の幕開けと共に私も今までに無い新しい音楽(良し悪しは別として恐らく今までに無いと思います(笑))のアイデアが湧いて来てこれからが楽しみです。

先程、某アイドルユニットの楽曲制作が一段落しました。

私は今はサウンドプロデュース業をメインに行ってますが、元々は原盤制作会社、レコード会社のA&R、プロデューサーとして業務を行っていました。

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Fabfilter Pro Q3、あんたは凄い!

BRAIN WORKS bx-digitalV3

 

Fabfilter Pro Q3

①Brickwall   

 

Fabfilter Pro Q3

②マスキング検知機能

 

Fabfilter Pro Q3

③M/S処理と同時にEQ処理が出来る

 

Fabfilter Pro Q3

④ダイナミックEQ

 

2019年も始まりましたが早いもので、もう1ヶ月経ちました。いやー、本当に早い! 久しぶりのブログになります。(すみません、家族も増え、バタバタでした(汗))

今日は日頃、制作で必ずと言っていい程、使用している非常に素晴らしいEQを紹介したいと思います。今までマスタートラックに欠かせなかったのが、BRAIN WORKS bx-digitalV3です。

まず最大の特徴はMS(ミッド、サイド)の処理に非常に優れており、画面左で中央、右でサイドの音量バランス等を別々に処理する事ができます。よくあるパターンは中央に音の集まり易い、ドラム、ベースはさほどいじらず、サイドにあるシンセなどの高音の音を持ち上げて処理する事が多いです。この作業をするだけでもかなりの華やかさと臨場感を作れます!他にも中央、サイドのローカット、ハイカットも出来るので、音を引き締める事も出来ます。

しかし、今、一番のお気に入りというか、非常に優れていると感じているのが、写真2段目から下のFabfilter Pro Q3です!!

発売は昨年の11月頃だったのですがほぼ全トラックにインサートしています。一つ目のFabfilter Pro Q2から使用しています。このEQの優れている所は、まずはメーカーにありがちなメーカー独自の癖がない所です。(メーカー特有の癖が良い時も勿論あります。)原音に対して癖なく非常に自然に掛かります。

自分はメーカーの癖が無い方が好きです。そこでこのFabfilter Pro Q3の何が凄いって、沢山あるのですが簡単に集約します。

①Brickwall②マスキング検知機能③MS処理が出来る(これは前バージョンからありました)④ダイナミックEQ、他にも沢山ありますが主要な所をお伝えします。

 

①Brickwallとは以前からこの機能があるEQは無いのかなと私も思っていたので、非常に嬉しいです。通常、ローカット、ハイカットをして不必要な音域を削る際、画面②の写真にあるように縦垂直に削れないんです。大抵のEQはいくら急激にローカットしても山のように端が多少なだらかになり、不必要な残響音を削る事は出来ませんでした。こうならなかった理由の一つとして多少の残響音も必要性があるという事ですが、私は要らない低域、高音域はバッサリカットしたかったので、この機能は本当にありがたいです。

 

②このマスキング探知機能も非常に役に立ちます。この写真に写っている赤い縦線の部分に音が重なっているよと視覚的に教えてくれます。以前はこのような機能を持った機材やプラグインは使った事が無かったので、聴覚で大抵解りますが視覚的にも解るのは有難いですね!これで音が被らないようにEQ処理すれば、各パート毎、分離出来、スッキリ聴こえます。(被っている方が自然という時には無理に使用しなくていいと思いますが。。。)

 

③MS処理は一番使用の多そうな写真を載せて見ました。不要な低音域をカットする事で曲が引き締まり、サイドを持ち上げる事で曲に臨場感、華やかさを与えてくれます。

 

④ダイナミックEQです。これが本当に素晴らしいです!

通常のEQはブーストするとそのまま上げた分だけ周波数の音量が上がります。

しかし、このダイナミックEQを使用する事で上げた周波数の中で、更にどの周波数からEQを掛けるかという事が出来ます。写真にある様にはじめに0db~6dbまでEQで高音域を上げます。そしてダイナミックEQを使用し3dbまで上げたとします。

するとグリーンがかった3〜6dbにしかEQが掛からないという仕組みです。これにより必要な周波数帯にしかEQが掛かりません。

 

Fabfilter Pro Q3には素晴らしい機能が沢山あるのでお伝えしたかったのですが長くなりそうなので、この4点に絞りました。(プラグインに興味の無い方、すいません(汗))

是非、一度トライしてみるのもいいと思います。30日間、無料トライアル版もあります!

さて、制作に戻ります。お仕事、お仕事!!

 

   

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2018年、音楽販売、音楽制作で感じたこと。

いやー、寒くなりましたね。といっても今年は暖冬で例年より暖かいです。。。よね?

今年も歌モノからイベントBGM、様々な楽曲を制作させて頂きました。関係各位、クライアント様、誠に有難うございます。大変お世話になりました。来年も引き続き宜しくお願い致します。

そして今年はオリジナル曲も少しずつですが制作を開始しました!

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プラグイン♪

Native Instruments

KOMPLETE12 ULTIMATE Collcters Edition

SPECTRASONICS

TRILIAN

最近、Native Instruments社のKOMPLETE12 ULTIMATE Collectectors Editionアップグレード版を仕入れました。

この秋は例年以上に魅力ある商品が多く発売されましたね。

特にこのNative Instrument社の新商品のラインナップの多さには驚きました。

この他にもPresonus社のFADERPORT2018(PC画面上だけでなく手指でも全てではありませんがDAW操作が出来るもの)やVIENNA Smart Orchestra(オーケストラ音源)も仕入れました。

もう一つだけ仕入れる予定ですがこれ以上はキリがないのであとは見送ります(笑)。

 

しかし、今回仕入れた KOMPLETE12  ULTIMATE Collecters Editionはライブラリ(音源、その音源の様々な奏法)だけで960GB、9万音色とバンドル製品(メーカーのセット商品)とはいえまぁ、最初は驚きました。

「9万音、一日、100音聴いても900日かぁ。」などと考えてしまいました(笑)。

ライブラリだけで960GBなので、今使用しているSSDのには格納出来ず、今回は2TBのSSDを仕入れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最近、作曲、編曲方法が変わったかも?

DAW(デジタルオーディオワークステーション、PC上で音楽制作を行う事。)で音楽制作をする事が多くなるに連れ、作曲、アレンジ方法が変わったとよく思います。

以前はマスターリズム譜、コード譜、メロ譜がありました。最近はDAWでの制作が多用になり、譜面を書かずに作曲、アレンジを行い後から細かく譜面を書いてアレンジの解析を行い 修正を行うという制作スタイルが増えました。

 

譜面を使用し制作した場合、譜面を使用しないで制作した場合、どちらが良いか?どちらもその制作スタイルのメリッットがあると思います。

マスターリズム譜、コード譜があり、その譜面を元に制作した場合、やはり想定通りの楽曲が出来上がります。

それでは譜面無しで作曲、編曲を行った場合はというと。。。

 

 

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衝撃的ディレクターデビューだった私とお世話になった社長のお話。 

この度は北海道の皆様、お見舞い申し上げます。

関西の皆様、お見舞い申し上げます。

最近、地震と台風が多過ぎます(涙)。

 

今日は自分がサウンドディレクターとしてデビューした時の事をお話いたします。

(ちょっと普通のデビューと変わってます(^^))

自分がサウンドディレクターとして初レコーディングしたのが約20年前。

 

当時、音楽原盤制作会社に勤務しており、私は某レコード会社にA&Rとして出向

もしていました。

そのレコード会社の原盤制作のほとんどを出向元の音楽原盤制作で行っていました。

そして、2月の大雪の降る日、私のサウンドディレクターデビューの日がいきなりやって来ました。。。

 

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只今、『夏の唄』制作中です! 

やっと仕事もひと段落しブログを書いております(一ヶ月以上経ってしまいました^^;)

これからは音楽制作、制作機材、古今のレコーディングのやり方等を頻繁にアップをしたいと思います(^^)

 

今年の夏は猛烈な暑さが続きました。(まだ熱暑は続いてますが。。。)

制作作業を行いながらも感じていたのですが今年の夏、いやここ数年、この一年を代表する様な『夏の曲』が減った、いや無くなった?と思います。

夏だけでなく、冬の曲も減ったというか無くなってしまった気がします。。。これは私にはとても寂しい事です。皆様もお感じになられませんか?

今年はサザンオールスターズさんがベスト版を出してくれたのでとても嬉しかったです(^^)

夏の代表的アーティストといえば、サザンオールスターズさん、TUBEさん、他沢山のアーティストがいますよね!

 

僕の中では中高学生時代に聴いた吉川晃司さんの『さよならは8月のララバイ』やCHAGE&優子さんの『二人の愛ランド』、米米クラブさんの『浪漫飛行』、杉山清貴&オメガトライブさんの『ふたりの夏物語』、浅香唯さんの『C-Girl』、プリンセス プリンセスさんの『世界で一番暑い夏』

ゆずさんの『夏色』、等数えられないくらい大好きな夏の曲があります。どれも30年〜20年くらい前の曲ですが今聴いても色褪せず夏を感じさせてくれる曲ばかりです!

ここ数年ではAKB48さん、E-girlsさんの夏の曲が好きですね。夏を感じさせてくれます!

 

さて、そこで感じたのが「何故、夏の曲(季節曲)が減ってしまったか?」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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最近、思う事。

 

 

Webサイト公開後、大手レコード会社からプロデビュー目前だった先輩、同期、後輩から連絡を頂く機会が増えました。

私が憧れていた先輩もいます。

今では素敵な家庭も築き、家も購入し、会社でも肩書きを持ち、順風満帆そうな皆様です。

 

久々に会うと、雑談した後少しためらいながら同じ事を皆様私に言います。

『もう一度、プロを目指したい。』 

『10年、20年と経ったけどずっと心の奥底で蓋をしていたんだろうな。本当は自分の音楽を世に出したい事、プロになる夢を捨てられない事を。』と話を聞く度、痛感します。

 

音楽に対する想い、気持ち、情熱、捨てなくていいじゃないですか。

 

ですので、決めました。

オフィスクリシェではプロを目指している新人アーティストも何年も音楽を心の奥に蓋をしていた方も全面的にバックアップします。

今は以前と代わり配信販売が主流となりSNSを販促媒体として活用する事が可能となりました。

今まで心に蓋をしていた皆様、心の蓋を開けて音楽やりましょうよ。

 

早速、一人のアーティストが動き出しました。

 

今回セルフプロデュースでいきたいとの事でクリシェでは楽曲を生かして、配信販売出来るクオリティーに仕上げる作業とミックス&マスタリングを行います。

 

 

SSDの爆早には驚きました!

最近は企業様のイベントBGMや劇伴の制作の依頼が増え、プラグイン(PC内で起動出来る音源)を増やす事が多くなりました。

プラグインのライブラリー(音色)がかなり容量があります。

(1音源、大体10GB〜60GBくらいあります。バンドル(音源がセットになったもの)では500GBするものもあります。)

 

今までライブラリーは2TB(2,000GB)の外付けハードディスクに格納していましたがいよいよ2TBのハードディスクも一杯になり、これを機に前から気になっていたSSD(ソリッドステート ドライブ)を新たに仕入れました。

新しく仕入れたプラグイン、今までハードディスクからの読み込みが遅いなぁと感じていたライブラリーを全てSSDに引っ越しさせました。

 

(これからハードディスクからSSDにライブラリーを移行させようとお考えの方、ライブラリーファイルのドラッグ&ドロップではライブラリーの移行が上手く行かない事も多いのでご注意を!)

 

イベントBGMや劇伴で使用する事の多いオーケストラ音源は特にライブラリーの読み込みに特に時間が掛かります。

しかし、SSDにライブラリーを移行した所、読み込み時間が5〜10分の1くらいに減りました!

(グググっとロードしていたものがシュって感じ!?です。)

 

イヤー、凄いです!速い速いとは聞いてはいたものの実際に使用してその速さには驚きました!爆早です!!

これでストレスフリーで音色の読み込みができます。静音性も優れてます。

これはMac内臓ハードディスクも早急にSSDに交換です。これで制作スピードもかなり変わります!

 

 

 

 

 

 

 

WebサイトOPEN&名刺入れ新調しました。

オフィスクリシェを開業して早いもので19年目になりました。
最近新たな出会い、久々の再会が急増しましてこの度ホームページを立ち上げました!
(初めて会う方はこの方はどういう方なのだろう?とWeb検索するものなぁという思いもあり(^_^;))


 

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Office Cliche 公式ブログはじめました。

この度、Office Clicheの公式WEBサイトを公開に伴い、ブログをはじめました。

日々のレコーディングや音楽制作の様子などをご紹介させていただきます。

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