Gullfoss

 

Gullfoss Master

今年のブラックフライデーも終わり、サイバーマンデーも落ち着きを見せ出しましたね。今年はブラックフライデーの開始が昨年より、遅く感じましたが、円安の為か割引率が例年より凄かったと思います。

私は今所有しているプラグインやハードウェアで仕事もプライベートでの制作も今あるもので間に合っているので、今年は散財する事はありませんでした(笑)。今年仕入れたのは今回、紹介する『Gullfoss』とシンセ音源の『Spire』のみでした。しかし、2020年8月に発売されていたとは、完全にノーマークでした(笑)。

両方ともに50%オフで仕入れる事が出来ました。この2つ以外は必要になった時に、、、、という事で。

さて、今回、仕入れた『Gullfoss』ですが、これがまた素晴らしい!!最近、流行りのオートEQ(自動でリアルタイムに瞬時にイコライジングしてくれるEQ)です。オートEQと云えば、最近発売されたiZotope社のOzone10 Advancedに新たに追加された『Stabilizer(スタビライザー)』もありますね。

Gullfossは更に微調整が出来(1秒で300回以上自動でイコライジングしてくれます!これは本当にすごいと思います!!)、上品に明瞭感を与えてくれます。また、操作するパラメーターも5つだけです。GULLFOSS、GULLFOSS MASTERのロゴの横に記載してある、『RECOBER(リカバー)』、『TAME(テイム)』、『BIAS(バイアス)』、『BRIGHTEN(ブライトン)』、『BOOST(ブースト)』、この5つのみです。最終的な音調の上げ下げは右下の『GAIN』で調整出来ます。この5つのパラメーターの中で肝となるのは『TAME(テイム)』、『RECOBER(リカバー)』になります。『TAME(テイム)』のパーセンテージを上げる事で様々な音でマスキング(音を濁らせれている部分)を抑制し、音質を明瞭化してくれます。

また『RECOVER』はマスキングされている部分以外を強調します。この調整により、楽曲の音質が明瞭化されます。『BIAS(バイアス)』は、『RECOBER(リカバー)』、『TAME(テイム)』のバランスを調整し、自身の目指している音質の明瞭化を最適にする事が出来ます。『BRIGHTEN(ブライトン)』では楽曲を明るい楽曲にするか、暗らい楽曲(音が篭った感じになります。)にするかを調整する事が出来ます。

『BOOST(ブースト)』は楽曲全体では無く、低域を持ち上げてくれます。自分はより細かな設定が出来る『Gullfoss Master』を使用します。『Gullfoss』より更に微調整の為、効果が弱く自然に仕上がる所が好きですね!使い勝手の良さは調整度がより解りやすい『Gullfoss』だと思います。

『Gullfoss』、『Gullfoss Master』、共に直感的に操作が出来、パラメーターをさほど気にする事なく、楽曲を聴きながら聴感上で調整出来る事が本当に素晴らしいと思います!音が濁る、もっと楽曲を明瞭感を増したいという方には大変お勧め出来るプラグインです!(やり過ぎ注意です!!(笑))